コンタクトの洗浄液を安く買いたいなら、まず最初にあなたが決めるべきことがあります。それは、「こすり洗い」をするか、しないかです。
この2つのタイプでは、1回あたりのコストが2倍以上も違う。だから、どっちのタイプを選ぶかで、あなたが買うべき商品が全く変わってきます。
- こすり洗いが必要なタイプ:1回あたり約10円
- こすり洗い不要なタイプ:1回あたり20円~30円
「とにかく1円でも安くしたい!」という人は、もうこの時点で「こすり洗いタイプ」を選ぶしかありません。一方で、「毎日レンズを指でこするなんて絶対に無理、めんどくさすぎる」という私のような人間は、「こすり洗い不要タイプ」の中から選ぶことになります。
目次
コンタクト洗浄液の価格ランキング【毎日更新】
あなたがどっちのタイプを選ぶにせよ、その中で一番安いものを買いたいですよね。
とはいえ、洗浄液の価格は店や時期によってコロコロ変わる。
なので、Amazonと楽天市場で販売されている商品を、1mlあたりの単価で比較できるランキングを作成しました。毎日自動で更新されるので、これをチェックすれば、その日の最安値が分かります。
【補足】こすり洗い不要タイプを選ぶ人へ、これだけは知っておけ
ランキングを見て選ぶ前に、特に「こすり洗い不要タイプ」を選ぶ人には、絶対に知っておいてほしい裏事情があります。
「こすり洗い不要」でも、こすり洗いは推奨されている
マジでどうしようもない話なんですけど、「こすり洗い不要」と書いてある洗浄液でも、日本コンタクトレンズ学会なんかの専門家は「こすり洗いはした方が良い」と推奨しています。
理由は、レンズに付着した微生物が作るネバネバの膜(バイオフィルム)は、化学的な力だけじゃ完全に落とすのが難しいから、だそうです。
ただ、ぶっちゃけ私はこの10年、こすり洗い不要タイプでほとんどこすり洗いしてません。それでも目に異常はないんで、「そういう意見もあるのね」くらいに受け止めてます。ただ、安全性を万全にしたいなら、定期的に眼科で診てもらうのがおすすめです。
※この話、詳しくはこっちの記事で解説してます。
→ こすり洗い不要のコンタクト洗浄液でおすすめはコレ!
【激痛】「中和剤」の入れ忘れに注意
こすり洗い不要タイプには、さらに2つの種類があります。
- 中和剤を自分で入れるタイプ(例:コンセプトワンステップ)
- ケースに中和機能があり、入れる必要がないタイプ(例:クリアケア)
中和剤を自分で入れるタイプの方が、少し安い傾向にあります。しかし、これには「中和剤を入れ忘れる」という致命的なリスクが伴います。
中和が終わってないコンタクトを目に入れると、マジで失明したかと思うほどの激痛に襲われます。これ、私は人生で10回くらい経験してるんですけど、本気でトラウマになりますよ。
なので、うっかりさんには絶対におすすめしません。数百円をケチって激痛リスクを負うのは、あまりにも割に合わないです。
まとめ:あなたのタイプ別・一番安い洗浄液の選び方
色々言ってきましたが、結論です。あなたのタイプに合わせて、一番賢い選び方をまとめました。
- とにかく安さ最優先の人
迷わず「こすり洗い必要」タイプを選び、上のランキングで一番安いものを買ってください。 - 楽なのが一番だけど、少しでも節約したい人
「こすり洗い不要(中和剤を入れるタイプ)」が候補になります。ただし、中和剤の入れ忘れリスクを常に意識してください。 - 楽さと安全性が最優先の人(私と同じタイプ)
「こすり洗い不要(中和剤も不要タイプ)」を選びましょう。クリアケアが代表格ですね。価格は一番高くなりますが、手間とリスクを金で買う、という考え方です。
ちなみに私は、多少高くてもミスするリスクが一番低いクリアケアを使い続けてます。あの激痛は、もう二度とごめんなんで。